安倍晋三、恥ずかしげもなく堂々と言ってのけました。

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毎日新聞 2016年6月20日) 
 
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改憲、次期国会で議論 首相、争点にせず

>>安倍晋三首相(自民党総裁)や民進党の岡田克也代表ら与野党9党の党首は19日、インターネット番組やテレビ番組で討論した。ネット討論で首相は憲法改正について「選挙の結果を受け、どの条文を変えていくか議論を進めていきたい。次の国会から憲法審査会を動かしていきたい」と述べ、秋の臨時国会を念頭に、与野党の具体的議論に入りたいとの考えを示した。(略)

>>首相は憲法審査会で改正対象の条文が現段階では定まっていないことに触れ、「どの条文か決まっていないからこの選挙では議論できない。必ずしも争点とする必要はない。決めるのは国民投票だ」と強調。選挙後の国会の議論に委ね、参院選での与野党の対立点とすべきではないとの考えを示した。公明党の山口那津男代表は「与党とは違う国会の枠組みで議論し、合意に努力したい。(議論が)成熟していないので今回の選挙では争点とならない」と歩調を合わせた。

(毎日新聞)

どの条文を改正するかも決めず、「改正」を先走る安倍

>>選挙の結果を受け、どの条文を変えていくか議論を進めていきたい。

どうして選挙争点にもせず、「選挙の結果を受け」て、どの条文を変えていくか議論が進むのか。

全く意味不明だ。

結局いつもの争点隠しで、選挙後「信を得た」と言って、自分の好きなような条文改正を推し進めるのだ。いつも国民から争点を隠して、「信を得た」という、国民を愚弄する手法を取るのが安倍晋三引き入る自民党の手法だ。


ネットの反応を見てみよう。



もしも自分たちの憲法改正案が、本当に「信を得る」自信があるならば、堂々と争点にして、「この憲法改正案の信を問います」と言えるはずだ。


だが、そうすると選挙に勝てないから、争点を隠したのだ



国民投票があるから選挙で信を問う必要などない、というのは詭弁だ。もし国民投票があるからいいんだ、というなら、「2/3」という規定はそもそもいらないはずだ

2/3を取ったうえで、初めて国民投票が出来る、という規定と言うことは、選挙で2/3が取れるほどの支持をまず得る必要があると言うことだ。

ところが、改憲を争点にしたら、2/3を取れないから、改憲と言う争点を隠し、「国民投票がある」という詭弁で逃げたのだ。争点隠し以外の何物でもない。



安倍晋三ほど、国民をバカにした、卑怯な政治家はこの日本にはいない。



安倍晋三を、永田町から追い出さないかぎり、この日本の政治の劣化はさらに加速し、この国は「日本国」ではなく、「安倍の国」になるだろう。


このどの選挙は、アベノミクスの是非を問う選挙でも、与党か野党かを選ぶ選挙でもない。



この国を「日本国」のままにすること選ぶか、安倍晋三が卑怯な手法ですべてを決める「安倍の国」にすることを選ぶかの選挙だ。




「安倍の国」のような地獄を見たくはない。


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