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リテラ 2016年5月28日
 


 この年の懇談は、ちょうど前月に集団的自衛権の行使容認が閣議決定したばかりだったため、被爆者団体から批判の意見があがることは無論、必至だった。戦争の根絶を祈る立場としては当然の反応だが、安倍首相も席上で「(集団的自衛権について)ていねいに説明する努力をすることで必ず理解をいただけるものと思う」と語っていた。

 しかし、安倍首相の説明というのは「平和国家としての歩みは寸分も変わらない」などという、いつもの説得力ゼロな話にもならない回答。そのため、懇談後に長崎県平和運動センター被爆者連絡協議会の川野浩一議長が「集団的自衛権については納得していませんから」と論及したのだが、安倍首相はたった一言、「見解の相違ですね」と言ってシャットアウト。そのまま会場を立ち去ってしまった。……つまり、この人の「ていねいに説明する努力」とやらは口先の話でしかなく、結局、被爆者たちの声に向き合わず、切り捨てただけだったのだ。

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~~~ポイント~~~

安倍晋三の言う「丁寧な説明」とは口だけで、批判は受け付けない唯我独尊体制である。