<ざっくり言うと>
  • 菅義偉は繰り返し「韓国のホワイト国除外は徴用工の報復ではない。韓国の指摘は全く当たらない」と言っているが、7月3日時点で、安倍晋三自身が「徴用工にしろ慰安婦にしろ、韓国が国と国との約束を守らないから優遇措置を解除するのだ」と、徴用工や慰安婦の報復措置であることを認めていた。
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菅義偉官房長官は7日午前の記者会見で、安全保障上の輸出管理で優遇措置を取る「ホワイト国(優遇対象国)」から韓国を除外する政令が公布されたことに関し、「日韓関係に影響を与えることを意図したものではなく、ましてや経済報復や対抗措置といったものでない」と強調した。

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産経新聞8月7日

ところが、7月3日、韓国をホワイト国から外す方針が決まったこと、安倍晋三自身が、徴用工と慰安婦が理由であるとはっきりと述べていたのだ。

また、安倍晋三は、首脳会談さえ拒否しているが、「韓国には日韓請求権協定をはじめ、国と国との関係の根本に関わる約束をまずはきちんと守ってほしい」と述べ、韓国側が適切な対応を取ることが対話の前提との立場を強調した(参照)。話し合いの前提に日韓請求権協定の話(つまり徴用工問題)を持ってくるというのは、現在行っている輸出規制措置が徴用工問題の報復であることを自ら認めたに等しい。


自民党というのは、いつも言うこととやることが異なっている。報復なら報復だとはっきりと言えばいいのに。

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