<ざっくり言うと>
  • 総務省が文書を捏造して野党に提出。
  • 安倍政権の内閣人事局の設置により、日本の官僚は政権の犬となった。
  • 日本の官僚機構の倫理を崩壊させ、日本に隠蔽と捏造を蔓延させた安倍政権。こんな政権、日本に要らない。
(スポンサードリンク)


かつて、日本の官僚は優秀だと言われていた。しかし、安倍晋三が内閣人事局という組織を作り、官僚の人事権を掌握したことにより、官僚は政権の太鼓持ちとなった。捏造と隠蔽を基本姿勢とする政権を支えるために、自らも捏造と隠蔽を繰り返すヤクザ組織へと変貌した。森友問題の佐川宣寿などがその典型例だが、今度は総務省が統計委員長の発言を捏造し、野党に提出していた。

2019y02m27d_113704721

「統計委員長 国会に協力しない」 総務省、無断で文書作成

2019年2月26日 東京新聞朝刊

 総務省統計委員会の西村清彦委員長が多忙を理由に国会審議に協力しない意向を示したとする文書を、総務省職員が西村氏に無断で作成し、野党に示していたことが二十五日、明らかになった。西村氏は不快感を示し、石田真敏総務相は衆院予算委員会で陳謝した。

 文書は総務省が二十二日に衆院総務委の野党理事らに配布した。西村氏本人の弁として「統計委員長は非常勤の時間給のアルバイト公務員でしかなく、私は本務として研究教育、企業関連の取締役や顧問の仕事を抱えている」と説明。「これ以上、本務に支障をきたす形では協力できない」と国会審議への出席に応じない考えを示した。署名や日時は記していない。

 これに対し、西村氏は二十五日、総務省を通じて野党側に書面で「そのような『文書』を提出するように指示したことはない。極めて遺憾だ」と伝えた。国会審議については「重要性は強く認識している。研究教育等の本務に支障のない限りにおいて、国会には協力する」と強調した。西村氏は毎月勤労統計の問題を巡り、十二日以降三回、衆院予算委に出席していた。

 石田総務相は二十五日の同委で「不正確な文書が出回ったことは大変申し訳ない」と述べた。国民民主党の渡辺周氏は「西村氏が国会に出ない理由を総務省が捏造(ねつぞう)したのではないか」と追及。石田氏は「担当職員が西村氏とやりとりする過程のものだ」と釈明した。(木谷孝洋)
安倍晋三が内閣人事局を設置した理由は、まさにここにあるのだろう。官僚にとって出世は人生の最重要課題だと言える。人事を握ってしまえば、官僚は支持せずとも進んで「忖度」するようになり、問題が発覚しても政権は「支持していない」と言い逃れができる。


安倍政権により、わずか数年で日本の官僚機構の倫理は崩壊した。


日本の官僚機構まで破壊し、隠蔽と捏造を日本に蔓延させた安倍政権。こんなものが、日本に必要ですか?

にほんブログ村 政治ブログへ 
にほんブログ村 政治 ブログランキング
(スポンサードリンク)