<ざっくり言うと>
  • アベノミクスの賃金上昇さえ、統計方法をいじった捏造データだった。
  • 安倍政権の本質は捏造と隠蔽と改竄にあり、自分に都合のいいことだけ発表し、それ以外は隠すか捻じ曲げる、政治家以前に人間として下劣で卑怯で醜悪な詐欺集団に過ぎない。
  • 自分を現在進行形で騙している詐欺師を支持するべきか否か。民主主義国家の人間なら答えは明らかだ。
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戦後のいかなる政権も、安倍政権ほど「真実」というものをゆがめてきた政権はない。


今の安倍政権は、国民に真実を伝えるなんて気持ちは全くのゼロ。


改竄も捏造も平気で行い、自分の都合のいい情報を与え、いかに国民を欺くか。そればかり考えている、戦後政治史最低最悪のクズ集団だ。


肝心要のアベノミクスでさえ、こんなデータ改竄を平気で行った。
厚労省の賃金統計「急伸」 実態表さずと認める 政府有識者会議

 厚生労働省が今年から賃金の算出方法を変えた影響により、統計上の賃金が前年と比べて大幅に伸びている問題で、政府の有識者会議「統計委員会」は二十八日に会合を開き、発表している賃金伸び率が実態を表していないことを認めた。賃金の伸びはデフレ脱却を掲げるアベノミクスにとって最も重要な統計なだけに、実態以上の数値が出ている原因を詳しく説明しない厚労省の姿勢に対し、専門家から批判が出ている。

 問題となっているのは、厚労省が、サンプル企業からのヒアリングをもとに毎月発表する「毎月勤労統計調査」。今年一月、世の中の実態に合わせるとして大企業の比率を増やし中小企業を減らす形のデータ補正をしたにもかかわらず、その影響を考慮せずに伸び率を算出した。企業規模が大きくなった分、賃金が伸びるという「からくり」だ。

 多くの人が目にする毎月の発表文の表紙には「正式」の高い伸び率のデータを載せている。だが、この日、統計委は算出の方法をそろえた「参考値」を重視していくことが適切との意見でまとまった。伸び率は「正式」な数値より、参考値をみるべきだとの趣旨だ。

 本給や手当、ボーナスを含めた「現金給与総額」をみると、七月が正式の1・6%増に対し参考が0・8%増、六月は正式3・3%増に対し参考1・3%増だった。実態に近い参考値に比べ、正式な数値は倍以上の伸び率を示している。

 厚労省がデータ補正の問題を夏場までほとんど説明しなかった影響で、高い伸び率にエコノミストから疑問が続出していた。統計委の西村清彦委員長は「しっかりした説明が当初からされなかったのが大きな反省点」と苦言を呈した。

 SMBC日興証券の宮前耕也氏は「今年の賃金の伸び率はまったくあてにならない」と指摘した上で「影響が大きい統計だけに算出の方法や説明の仕方には改善が必要」と提言している。

東京新聞9月29日
統計の取り方を変えてまで、政府に都合のいい数字を出し、国民を欺く安倍政権。


民主主義に最も必要なことは、正しい情報の公開だ。


統計を捻じ曲げ、データを捏造し、公文書を改竄。


安倍政権により、日本の政治はもはや民主主義を失ったと言って過言ではない。政府の出してくる文書や数字が信頼を失ったことなど、安倍政権以前にはないことだった。


安倍政権は、私たち一人一人を騙している。


勘違いしてはいけない。安倍政権は、「パヨク」や「左翼」や「リベラル」を騙しているのではない。


安倍政権支持者も含めた、国民全員を騙し、バカにし、愚弄しているのだ。


安倍政権を支持することは、自分を騙そうとしてくる詐欺師にお金を渡す愚行に等しい。


統計を捻じ曲げ、データを捏造し、文書を改竄し、隠蔽する下劣で卑怯な詐欺集団を支持するべきか否か。


民主主義国家の人間ならば、どちらを選ぶべきかは明らかだ。

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