<ざっくり言うと>
  • カジノはアメリカの要求を受けた、安倍からトランプへのお土産。日本人がギャンブルで負けた金でアメリカを潤わせる売国法案
(スポンサードリンク)

戦後、現在の安倍政権ほど腐りきった政権は存在したことがない。安倍と安倍支持者は「民主党政権はー」などと言うが、いくらでも断言する。安倍政権と民主党政権なら、民主党政権のほうが何百倍も立派だ。少なくとも、こんな売国法案を強行採決するようなクズな真似は絶対にしなかった。


本日、安倍自民はカジノ法案を強行採決した。災害対策に当たるべき石井国交大臣を委員会で拘束しての強行採決だ。災害よりもカジノ。それが安倍自民だ。


さらに、どの世論調査を見ても、6割以上が反対している。産経や読売の世論調査でさえ、65%~69%もが反対している。それでも強行採決した安倍自民に、国民の声を聞く意思など全く存在していないことに、疑いをはさむ余地はない。自民党員の頭に「国民」などと言うことは欠片も存在していない。全ては偉大なる安倍尊士のためという、もはや新興宗教のレベルに堕している。


そんなカジノ法案をなぜ強行採決するのか。理由は2つある。一つは公明党。もう一つはトランプだ。


公明党の支持基盤である創価学会は、基本的にカジノのようなものには反対だ。だが、現在の担当大臣である石井は公明党だ。その石井に、来年の参院選直前にカジノ解禁の音頭を取らせれば、選挙に影響が大きいからだ。「1年も経てば忘れる」という、安倍晋三の毎度の毎度の国民をバカにした卑劣な思考により、党利党略のための国会私物化がまたも行われたのである。


もう一つは、トランプへのお土産だ。以下は7月6日の東京新聞の記事である。

 カジノを含む統合型リゾート施設(IR)整備法案は、六日に参院での審議に入る。カジノ解禁を安倍政権が急ぐ背景には、米カジノ業界から支援を受けるトランプ米大統領の影が見え隠れする。ギャンブル依存症の増加など多くの懸念が指摘される法案は結果的に、日本参入を目指す米側の要求が反映された。 (中根政人)

 二〇一七年二月十日朝。米首都ワシントンに前夜到着した安倍晋三首相は、米国商業会議所での朝食会に出席した。昼には、前月大統領に就任したばかりのトランプ氏との初めての日米首脳会談を控えていた。

 出席した米国のビジネスリーダーは十四人。金融や軍事産業などのほか、米国を代表するカジノ企業トップ三人もいた。今年六月にシンガポールで開かれた米朝首脳会談の前夜、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が視察したカジノ入りの高級ホテル「マリーナベイ・サンズ」などを経営する「ラスベガス・サンズ」会長の「カジノ王」シェルドン・アデルソン氏も含まれていた。

 アデルソン氏は、トランプ氏の有力支援者。大統領選で四十億円近い資金援助をし、今秋の中間選挙でも共和党に資金提供を約束していると報じられる。政権の政策にも大きな影響力を持つ。イスラエルのネタニヤフ首相の支援者でもあるユダヤ系で、米大使館のエルサレム移転を歓迎し、費用の寄付も申し出ている。

 安倍首相は朝食会でアデルソン氏らを前に、前年十二月に公明党幹部の反対を押し切って強硬に成立させたカジノを含むIR整備推進法が施行されたことを「手土産」にアピールした。

 「IRは観光立国を目指す日本にとって有益だ」「IRへの社会的懸念など課題解決に貢献したい」。米側が日本進出への意欲を口々に語った様子を、首相自身が今年六月の国会で紹介。ただ、朝食会から三時間後のトランプ氏との首脳会談では、カジノの話題は一切出なかったと答弁した。

 アデルソン氏は一七年九月、カジノ誘致を目指す大阪府庁を訪問。記者団にIRの採算が取れなくなると強調、カジノに厳しい面積規制を導入しないよう求めている。

 「在日米国商工会議所」も昨年、意見書を公表。カジノ客への金融サービス実施や面積規制の緩和も求めた。その後、政府案に当初盛り込まれていた面積の上限の数値は消え、カジノ事業者が顧客に賭け金を貸し出すことも認めた。米側の要求と一致したと国会でも指摘されたが、政府は日本の政策判断だと強調する。

 だが、立憲民主党の枝野幸男代表は「米国カジノ業者が子会社をつくり運営し、日本人がギャンブルで損した金を米国に貢ぐ。国を売る話だ」と厳しく批判している。

アメリカの要求通りに面積上限も撤廃した。日本にカジノ運営ノウハウなどないので、当然経営はアメリカのカジノ業者が行うことになるだろう。


まさに立憲民主党の枝野幸男の言う通り、売国法案以外の何物でもない。


果たして、こんな売国法案を、民主党政権が押し通そうとしたことが一度でもあろうか? それも災害の真っ最中に、そんなことをしたことがあろうか。


安倍とその支持者は、3.11の時の民主党の対策を非難する。だが、もしもあの時安倍自民が政権だったらどうだっただろう。必死に事故を隠蔽し、公文書も改竄し、デタラメな報告をしていただろうことに疑いをはさむ余地はない。


民主党政権と安倍政権、どちらがまともだったか。100%断言する。民主党政権のほうが、安倍政権よりも何百倍もマシである。


隠蔽と改竄と捏造と虚偽と詭弁を繰り返し、今度はついに売国である。


こんな戦後最低最悪の隠蔽捏造売国政権は、一日でも早く終わらせないと、日本の未来はない。


安倍政権を支持している人は、この政権がどれだけ卑劣で卑怯で嘘つきな売国奴の集まりであるか、冷静に見つめてほしい。安倍政権のやっていることを、もう一度見てほしい。


どの世論調査でも6割~7割が反対している中、災害の最中に、国会を延長してまでカジノ法案を押し通す。


こんな政権が、日本の政権としてふさわしいかどうか、冷静に考えてみてほしい。



にほんブログ村 政治ブログへ 
にほんブログ村 政治 ブログランキング
(スポンサードリンク)