(この記事は2016/05/18に『脱「愛国カルト」のススメ』に掲載したものを転載しています)

5月16日、国会でとんでもない発言が飛び出しました。なんと、安倍総理大臣が「私は立法府の長であります」と発言したのです。


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言うまでもないことですが、総理大臣は立法府の長ではなく、行政府の長です。

安倍総理大臣は、民進党の山尾議員に対し、「議会の運営というものを勉強してください」と発言した直後に、「立法府の長であります」と発言しています。安倍総理こそ、中学レベルの社会科をやり直してもらいたいものです。三権分立とかモンテスキューとか習わなかったんでしょうか?

憲法問題について、「私が最高責任者」と発言できるぐらいですし、自民党の憲法草案を見ると、明らかに憲法を権力者を縛るものではなく国民を縛るものだと考えています。BLOGOSの記事でも書かれていますが、かりにただの言い間違いだとしても、やはり安倍総理には、自分が国家の最高権力者であって、自分に周囲は従うべきだ、という驕りや不遜な感情があって、このような発言になった、と疑わざるを得ません。

直ぐにツッコミを入れることができなかった民進党も問題ですが、安倍政権を支持している方には、今一度、この男がどういう男であるか、この国の総理大臣として、先進国の総理大臣としてふさわしいだけの品性と知性を持っている人物であるか、冷静に見つめ直してもらいたいです。

よく所謂「保守派」と呼ばれる人たちは、「リベラル派」と呼ばれる人たちを「平和ボケ」と批判しますが、私は逆に、この男に政権を任せているこの現状こそ、平和や民主主義や言論の自由を、いつでもそこにある当たり前のものとして捉えて、それが失われる恐れがあるものだということを考えていない、本当の「平和ボケ」を体現しているように思えてなりません。

現憲法の12条には、「憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない」とあります。選挙に行くことは、その「不断の努力」の一つです。棄権することなく、自由及び権利を保持するよう、われわれは努めなければならないと思います。

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