自衛隊統合幕僚長が、安倍晋三の改憲発言について「ありがたい」と述べた。


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河野統合幕僚長:「いち自衛官として申し上げるならば、自衛隊というものの根拠規定が憲法に明記されるということになれば非常にありがたいとは思います」
テレビ朝日

自衛隊員の政治的行為は禁止されている。しかし、このことを指摘された菅、稲田、中谷の自民党アホ3人衆は、これを常套句「全く問題ない」で突っぱねた。



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朝日新聞5月24日

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朝日新聞5月25日


菅も中谷も
「個人という見解で述べることに問題はない」
「国民の一人の意見として述べることはなんら問題ない」
と言って、河野幕僚長を擁護した。


はっきり言って、詭弁も甚だしい。


自衛隊員は、自衛隊法第61条で以下のように定められている。

隊員は、政党又は政令で定める政治的目的のために、寄附金その他の利益を求め、若しくは受領し、又は何らの方法をもつてするを問わず、これらの行為に関与し、あるいは選挙権の行使を除くほか、政令で定める政治的行為をしてはならない。
自衛隊法

そして、ここでいう「政治的目的」及び「政治的行為」とは、以下のようなものである。


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自衛隊法施行令

禁止されている政治的目的には

・特定の政党その他の政治的団体を支持し、又はこれに反対すること。
・特定の内閣を支持し、又はこれに反対すること。
・政治の方向に影響を与える意図で特定の政策を主張し、又はこれに反対すること。

が含まれ、禁止されている政治的行為には

政治的目的のために官職、職権その他公私の影響力を利用すること。

とある。


幕僚長が意見を述べたのは自衛隊幕僚長としての記者会見の場である。


いくら「統幕長として申し上げることは適当ではない」「一自衛官として申し上げる」と前置きをしたところで、統幕長の記者会見で発せられた統幕長の意見であることに疑いをはさむ余地はない。飲み屋で友人に意見を言うのであれば個人の意見であろうが、統幕長が統幕長としての記者会見で記者に対して述べた発言が、「一個人の発言」で済まされるわけがない。


これが成り立つのであれば、いかなる政治的発言も、前置きさえすれば「個人の見解」と言って容認されてしまうだろう。毎度毎度、菅野詭弁の卑怯さは人類史に残るレベルだ。


さらに、菅は「個人の見解」と言っているが、統幕長は「一自衛官として申し上げる」と言っている。つまり、幕僚長は、自衛官として意見を述べたわけで、当然のこと、上に述べた自衛官の服務規定に当たる。菅の説明は全く論理が成り立っていない。


自分たちに都合のいいことは、「個人の意見」「私人」などの詭弁を用いて逃げる自民党。これが負かる通るのであれば、この国は法治国家ではなく自民党による人治国家である。


自由と民主主義のためには、自由民主党から日本を取り戻す以外に道はない。


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