先日の国会でのスタンディングオベーションについて、議院運営委員会理事会で、自民党も「適切でなかった」と認めた。

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朝日新聞9月27日


小泉進次郎も「あれはない」「ちょっとおかしい」と言及。


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朝日新聞9月27日

ところが、肝心の安倍晋三は、何がおかしいかもわかっていないというのだからお笑いである。

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 衆院予算委員会で30日、安倍晋三首相が民進党の細野豪志代表代行に、26日の所信表明演説の際に多くの自民党議員がスタンディングオベーション(立ち上がり拍手)をして演説が中断されたことを批判され、「どうしてこれが問題になるのか理解できない」などとブチ切れた。

(略)

細野氏は「首相に促されてスタンディングオベーションをするというのはどうなのか」と述べた。

 これに対し首相は「私は促していない」と反論し「自衛隊などに、敬意を表そうということだ」と説明した。

産経新聞9月30日
ネトウヨ界隈でも「何が問題だ」という声が上がっているが、安倍晋三の脳みそがネトウヨレベルだという一つの証左だろう。


また、「私は促していない」などと言っているが、相変わらずこの男は自分の行動をすぐに忘れるようだ。「自衛隊などに敬意を表そうということだ」と、日本語としてもよくわからないことを言っているが、実際の演説では安倍は「今、この場所から、心からの敬意を表そうではありませんか」と発言している。これが「促した」ことにならないと考えるのなら、安倍晋三の脳みその言語中枢は破壊されていると考えていいだろう。


以前、G7を利用して、世界経済にリーマンショック級の危機が迫っているかのように煽って自分の経済政策が予定通り進んでいないことを正当化しようとしたが、海外メディアに批判されるや、「リーマンショック級などと言っていない」と言い出したこともあった。この男は都合の悪いことはすぐに忘れるらしい。


そして、「ブチ切れ」という表現を使う産経もすごいが、予算委員会で首相が「ブチ切れ」るとは実にみっともない。


さらに、この後が滑稽である。

この間、民進党の初鹿明博衆院議員がヤジを飛ばし、首相は「ヤジで議論が中断することもある。御党はヤジで意志を表すわけだ。それが果たして良いのかという議論もある」と皮肉った。

どの口が言うか!!


多くの人が覚えていると思うが、安倍晋三は国会でヤジを飛ばし、議長に注意までされている。

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「日教組 日教組」
(2015年2月19日)

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「早く質問しろよ」
(2015年5月28日)

CNA9dRNUAAAl-W9
「まあいいじゃない それくらい」
(2015年8月21日)


安倍晋三という男は、本当に自分の言動についての記憶力と責任感がないらしい。













それにそても、同じ自民党でも、議院運営委員会理事や小泉進次郎らは何が問題か理解できているのに、肝心の安倍晋三が全く理解できていないとは驚いた。(なお、何が問題かそれでもわからない人は、議院運営委員会にでも電話するがよい)


これまでにも繰り返し述べてきたことだが、やはり安倍晋三や、安倍晋三大好きな連中が目指している国は、北朝鮮や中国のような絶対的指導者による全体主義体制なのだろう。